高齢者と運転免許
運転免許証をとって45年、未だに車が手放せないのは、日々の買い物と二人の病院通いが理由である。
家内のお伴をしてウィークデーのスーパーマーケットに行く。牛乳、ヨーグルト、豆腐、肉、冷凍食品、野菜等々、結構目方が張る。これにコメでも買えば女性一人の体力では持ち運びは不可能だ。
年をとれば身体のあちこちに故障が起こってくる。よく冗談に言う「病気のデパート」症状となる。整形外科、眼科、歯科、そしてもちろん内科も、それも消化器科、循環器科などなど。どこの病院も駐車場は車で溢れている。
そんなわけで、経済的には大きな「金食い虫」の車ではあるがやはり日頃の便利さから車が手放せない。
一方、高齢者による運転事故が多発しているようだ。70歳以上のドライバーには、免許更新に際して高齢者講習が義務付けられており、75歳以上の者には、認知症チェックも付加されるとのこと。金も時間もかかる。高齢者にとっては、車の運転はますます歓迎されざる時代になってくるようだ。
そんなことを考えながらも、今日も車で出かけていく日々である。
*本編「国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記」については下記サイト「ジャパン・アート・フェスティバルを知っていますか?」をご参照ください。http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/