« 2011年12月27日 | トップページ | 2012年6月25日 »

2012/03/11

ドナルド・キーンと日本人 - ドナルド・キーン自伝

  89歳の米国人日本文学研究者のドナルド・キーン氏が、日本国籍を取得して日本での永住を決心した。

 
 折に触れて断片的には知っていたつもりのキーン氏について、「ドナルド・キーン自伝」(角地幸雄訳・中央文庫)を読んだ。少年時代に始まり戦中戦後に至る同氏の体験は、やはり彼の優れた語学的才能と鋭い文学的感性に富んだ人柄を示唆しており、大いに納得させられた。

 Img263_2
 戦後の日
本文人との接触、交流の幅は広く、特に谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、大江健三郎、安部公房、司馬遼太郎、吉田健一らとの交流、これらの人々に対する特有の観察眼には、時に敬愛に満ちた優しい気持ち、しかし時には西洋人独特の合理性が認められて興味深い。

 東北大震災被災地の復興協力に対する他地域の日本人の態度について「率直に言ってがっかりしている」とのコメント(3月9日、朝日新聞朝刊)があった。

 処理を待つ膨大な被災地のガレキの受け入れについて、他地域の住民が極めて消極的で優柔不断である現状をキーン氏はどう見ているのだろうか。

*本編「国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記」については下記サイトをご参照ください。

 

http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_9a53.html

« 2011年12月27日 | トップページ | 2012年6月25日 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ