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2011/11/05

軍国主義教育にみる戦中小学校国語教科書(3/4)

 軍国主義教育にみる戦中小学校国語教科書(1/4)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-8d9a.html

 軍国主義教育にみる戦中小学校国語教科書(2/4)はhttp://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-b6f1.html

軍国主義教育にみる戦中小学校国語教科書(4/4)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/44-4831.html

 昭和16年年9月発行の文部省検査済「ヨミカタ 二」は国民学校(小学校)一年生の後半期に使用された国語教科書である。すでに長期化していた日中戦争、3か月後に勃発する日米開戦を予期してか、内容は学童たちにとっても、いよいよ軍国時代の到来を示唆している。

 その第十六課「兵タイゴッコ」では、「ホ兵」(歩兵)、「キ兵」(騎兵)、「ハウ兵」(砲兵)、「センシャ兵」(戦車兵)、「カウクウ兵」(航空兵)、「シチョウ兵」(輜重兵)など軍隊の基本的な兵科をそれぞれ紹介し、女子生徒の「花子サント ユリ子サンハ、『私タチハ カンゴフニ ナリマセウ』」と言わせている。

 太平洋戦争が始まって二年目の昭和18年、二年生の前半期では、その第九課で「軍かん」(軍艦)と題して戦艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、航空母艦など海軍の主要艦艇を写真入りで紹介し、・・・・「春雄さんは、をじさんのやうに 海軍の 軍人さんに なると いって ゐます」と結んでいる。このように、低学年の段階から、軍隊や軍事に対する学童たちの関心と憧れを誘導している。(拡大するには、画像をクリックしてください

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 数年前から歌われていた「兵隊さんよありがたう」という童謡は、当時の私たち学童の間でも盛んに歌われていた。

♪肩をならべて兄さんと 今日も学校に行けるのは 兵隊さんのおかげです お国のために お国のために戦った兵隊さんのおかげです♪

 *本編「国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記」については下記サイトをご参照ください。

http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_9a53.html

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