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2010/05/22

田舎暮らしか、都会暮らしか

 東京国立近代美術館へ立ち寄って好きな作品を見てきた。 

 東京国立近代美術館へは、ちょくちょく立ち寄る。おもしろそうな特別企画展があれば、もちろんそちらも観るのだが、そうでなければ大抵はシニア(65歳以上)が無料扱いとなる常設展(館所蔵作品展)だけを見て回る。

 永年なじみの作品がいくつかある。それらの作品に再会するとなぜか心が和む。よく管理された静かな環境の中、好きな時に好きな作品に出会えることは、都会に住むことの捨てがたい利点であると最近つくづく思うようになった。

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エロシェンコ氏の像・ 中村彝

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南風・和田三造

 定年退職後8年ばかり、東京から房総半島を約120キロ南に下る外房海岸に暮らしてみた。 広い敷地でのガーデニング、野菜作り、豊富な海山の幸など、海と山と田園地帯に囲まれた田舎暮らしは、それなりに楽しめたものの、やはり都会が持つ種々のアメニティに関しては大きな機会損失を被ることを痛感した。

 美術展、音楽会、映画・演劇鑑賞など、都会には圧倒的に多いその他の文化的イベントとのかかわりが極端に困難になってしまった。都会では無料のイベントも多いのだが、一寸した外出でも一日仕事になってしまう。もちろん交通費も馬鹿にならない。結局、田舎暮らしは8年で切り上げて、同じ千葉県の八千代市に住むことになった。

 開発途上にあるとはいえ、周辺に残された里山や野畑の風景は其処ここに残っており、毎日のウオーキングの眼を存分に楽しませてくれる。地下鉄乗り入れで都心の日本橋までは乗り換えなしで40分余り、大手町、銀座、赤坂あたりも1時間弱の射程内である。医療機関も選択に事欠くことはない。

 リタイアー後どこに住むかは、その人のライフスタイルや価値観によることは言うまでもない。田舎に住みながら必要に応じて都会に出かける、都会に住みながら時には田舎に出かけていく、あるいは中間点をとって両方を満足させるか、すべて個人次第である。

 *本編「国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記」については下記サイトをご参照ください。

http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_9a53.html

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