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2007/03/25

落穂ひろい(6)飛行機のこと(機内のマナー)

関連サイト:http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_39b0.html

   http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_2dbf_1.html

 もう十年にもなりますか、東欧での仕事を終えて帰国途中のこと。ドイツはフランクフルトでJAL東京便への乗り継ぎを待っている時でした。

出発時刻までJALラウンジで仲間と時間を潰していました。ラウンジでは、ビール、スコッチなどアルコールの無料サービスもあり、アメリカ人らしき初老の男性が、旅行者にしてはめずらしく相当出来上がっている模様でした。単独旅行者らしく、時々なにやら大きな声を上げながらあたりを威嚇している様子。

 出発時刻になり、機への搭乗がほぼ終わろうとしている頃、座席の後方で騒ぎが起こり始めました。男性パーサー(キャビン・アテンダント)数名が一人の酔っ払い客を鎮めるべく、それでも乗客に対する儀礼を尽くしながら対応中。案の定、聞こえてくる英語から推して明らかにあの初老男性でした。察するに、座席について大声でわめき散らしたので、その付近の乗客から苦情が出たらしい。悶着がしばらく続いた後、突然3名の屈強なそうな警察官(当然ながらドイツ人)が機内に入って来ました。

 最初は二言、三言、丁重な英語で問いかけていたようでしたが、相手はもう泥酔状態で逆に警察官に食って掛かる始末。しかし展開は意外に速かった。問答無用、数秒後には有無を言わさず、哀れにもその男性は出口の方に引き摺られていきました。その後をスチュワーデスが、男性の荷物を抱えて追いかけて行きました。それにしても、すでに別途積み込まれたかも知れない男性の手荷物はどううなったのか。

 こんな状況が成田空港で発生したら、日本の空港警察はどのように対応したでしょうか。近年は、機内での乗客のマナーに対して、相当厳しい対応が取られるようになったと聞いていますが。

 

 

*本編「国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記」は下記サイトからどうぞ: http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_9a53.html

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