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2007/02/12

第二部 国際芸術見本市始末記・シカゴ展(2)

11月2日(水) 吹雪

 八時起床。なんと白一色の銀世界ではないか! 吹雪いている。朝食後美術館へ行く。十時三十分~十二時はプレスのためのプレビューをやっている。

簡潔ではあるが要領を得たプレスリリースが美術館側で準備されている。米国ではこのような段取りが実に手際良くスマートに処理される。どんな些細な作業にもプロのセンスと丁寧さが表れている。いつも感心させられるところである。

代表団は十一時に展示会場に到着。写真撮影などのあと、トレードセンター所長の招待で昼食に向う。我々は一旦ホテルに戻る。

午後三時、モートンレクチャーホールで山田智三郎教授による展示作品についての講演あり同席する。スライドを使っての解説。約五十分間で聴衆は五十名ほどだった。ミュージアムショップで求めたモジリアーニの絵葉書を世津子と事務局へ送る。 

タキシードをGingiss Bros.へ返却に行く。そのままタクシーで青柳氏と「まつや」へ行く。天麩羅を食べる。 

代表団は奈良総領事に夕食に招かれて公邸へ行った。我々はドーナツ、コーラ、フルーツなどを買って午後七時にホテル自室に戻った。

11月3日(木) 曇り

 十時に起床して久しぶりに午前中は寛いだ。代表団は副領事荒木氏に案内されて午前中はシカゴ市内見物。昼食は東銀の某氏が招待とか。

我々二人は今後の旅行計画を練り、日本航空事務所へ行く。とりあえず帰国日のホノルル~東京間をリザーブしておく。ついでにメキシコ廻りのための航空路線変更も依頼する。途中、ニューヨーク、ワシントンDC、ニューオーリンズ、ヒューストンにも立ち寄る予定。この間全て一泊ずつの駆け足旅行だ。

午後三時三十分、美術館へ。入れ違いに代表団諸氏はホテルに戻ってきた。本日の美術館賛助会員のためのプレビューは出席者多数で大成功だった! 

夜、再びノースクラーク1120番地「まつや」食堂へ。食堂で領事館員の浜西氏に出会い、誘われて彼のアパートへ行く。午後十一時に辞して深夜十二時ホテルに帰着。午前一時就寝。明日は忙しい。

11月4日(金) 曇り

 午前中にメキシコ領事館へ行ってヴィザ(Tourist Card)を申請する。速成写真をとる。日航オフィスに立ち寄って切符を受け取る。

美術館へ回る。今日も午後三時三十分から九時までは美術館賛助会員のためのプレビューをやるとのこと。主任学芸員スーェル氏が二回レクチャーを行うという。

午後二時半、総領事館の車(荒木副領事同行)で青柳、落合両議員をオヘア空港まで見送る。お二人とも、回りにわがままを言わない、いわゆる政治家らしくはない立派な政治家と見た。

夜、浜西氏と共に日本食堂(Huron & State)へ。明日の出発に備えて荷物をまとめ、午前一時に就寝。

11月5日(土) (シカゴ~ニューヨーク)

 午前七時三十分起床。シャワーを浴びる。

九時に美術館へ。ミス・ジェントルズ、スーェル氏は未だ出勤していないので、両人へのお土産品(陶器)を守衛に託して辞す。十時半にコンチネンタルプラザで山田智三郎先生を見送る。空港での見送りを辞退された。

・同行二人、仕事も遊びも

 十二時発のアメリカン航空でニューヨークへ飛ぶ。午後二時四十分にニューワーク空港に到着して午後四時過ぎにホテル・ベルモントプラザ(Belmont Plaza)にチェックイン。

直ちに青柳氏と散歩に出る。ユニオン・カーバイドビル、聖パトリック教会、ロックフェラーセンター、エンパイアステートビル等へ青柳氏を案内する。日本レストラン「江戸」で刺身の夕食。午後八時にホテルに帰着。いささか強行軍であった。明日はワシントンDCへ向かう。

11月6日(日) (ニューヨーク~ワシントンDC)

 九時起床。薄曇りだ。ホテル階下のドラッグストアで朝食を済ませる。聖パトリック教会に立ち寄り、路線バスで五番街をワシントンスクエアまで行く。グリニッチビレジを散策する。再びバスで六番街からリバーサイド・ドライブの一〇一丁目まで行き、そこからセントラルパークを横断して五番街に戻る。セントラルパークでは野生のリスと戯れてしばし心が和む。

しばらくぶりのニューヨーク近代美術館へ。現代日本絵画・彫刻特別展(The New Japanese Paintings and Sculpture)を開催中であった。美術館のカフェテリアで昼食。

ホテルに戻って荷物を受け取り、タクシーでラ・グァーディア空港へ。午後四時発、イースターン航空のシャトル便でワシントンDCへ四十分の飛行。ナショナル空港からタクシーでアルバートピック・モーターイン(Albert Pick Motor Inn)へ。夕食は付近のレストランで済ませる。

11月7日(月) (ワシントンDC~ニューオーリンズ)

 九時起床。チェックアウトの後、ホテル内のイースターン航空カウンターでスーツケースをチェックインすることができたのは幸い。他の手荷物はロッカーに入れて街に出る。

ドラッグストアで朝食後、議事堂、ホワイトハウス、リンカーンメモリアル、アーリントン墓地へ。ケネディ大統領の墓へも。午後二時過ぎに中華料理店「北京楼」なるところで昼食をとる。

ホテルとバスターミナルで二時間ばかり時間を潰して、午後四時三十五分にリムジンバスで三十四マイル離れたフレンドシップ空港(現ボルティモア・ワシントン国際空港)へ移動。午後五時四十五分にイースターン航空のDC8型機でニューオーリンズへ向う。 

現地時間の午後七時にニューオーリンズに到着。八時、カナル街近くのウォーリック・ホテル(The Warwick)に入る。また明日から仕事だ。夜、フレンチ・クオーター、バーボン・ストリートへ。プリザベーション・ホールで黒人達の本場ディクシーランドジャズを一時間ほど聴く。南部独特の匂いが充満している。

11月8日(火)  (ニューオーリンズ) 曇り

 九時起床。時々小雨が降る。暖かい。さすがに暖かい。半そでシャツ一枚の人々を多数見かける。シカゴの吹雪などが嘘のようだ。

ニューオーリンズ総領事館へ電話を入れる。奥田総領事は明晩まで不在とのこと。メゾン・ブランシュ百貨店の上級副社長ケニー氏(Mr. Kenny, Senior Executive Vice President)は明日会う予定だ。明日九時に確認の電話をもらう手はずにしておく。

十一時四十五分から二時間ほどグレイハウンドの観光バスでニューオーリンズ市内、高級住宅街(ガーデン・ディストリクト)などを回る。後ほど、ミシシッピ河畔まで散歩する。カナル街を歩いて四時過ぎにホテルに戻る。「欲望という名の電車」は何処に? 

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