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2007/02/25

第二部 国際芸術見本市始末記・ホノルル展(3)

8月20日(日)

 本日のカタログ売上は四十冊。入場者は約七〇〇名。三輪正弘さん夫妻は日本へ発った。使節団一行はハワイ島観光(一泊)へ。

夜、東宝シアターで「悪い奴ほどよく眠る」(黒澤明監督、三船敏郎主演)をみる。

8月21日(月)

 カタログ売上は十八冊、入場者五〇〇名。日商工のアダチ氏に誘われワイキキビーチそばのウイロー(The Willow)でビールを飲む。お礼にギフトをプレゼントする。KTRGTVのタテイシ氏にもギフトを進呈。皆よく協力してくれた。

使節団がハワイ島から戻る。夜、麻生、長谷川議員、国分の4人でヒルトンホテル内のゴールデン・ドラゴンで中華料理。くつろいだ雰囲気。

8月22日(火)

 使節団は日航51便(午後一時発)で帰国の途についた。空港まで見送る。

8月24日(木)

 American Customs Brokerage(通関業者)の事務所へ行く。税関のウイリアムズ氏は、売約の全作品を再評価するために保税倉庫で再検査するとのこと! 馬鹿げたことである。東京へ電話をして、清水ひろし氏の作品価格の確認を依頼する。

8月25日(金)

 事務局より速達あり(ニューオーリンズへの作品転送の件について)。柳氏の作品寄贈の意向を、ホノルル・アカデミー・オブ・アーツのフォスター氏に伝える。 

HC&Dへ行って、ダ・コスタ氏と打ち合わせる。帰途彼とビールを飲む。彼はポルトガル出身だそうだ。律儀な青年だ。「若竹」で降ろしてもらう。

8月26日(土)

 夜、映画Grand Prix(ジェームズ・ガーナ、イブ・モンタン)をみる。三月にサンフランシスコで見損なった映画だ。

・展示会終了、撤去作業開始

8月27日(日)

 展示会最終日。乃村工芸の前田氏がヒューストンから戻ってきた。会場構成などについて話を聞く。夜、工芸品の梱包が始まる。カタログ売上総計は二五七冊、収入は$257。会期中の入場者総数は約五千名。満足すべき結果だった。

8月28日(月) 

 午前七時半より撤去作業を本格的に開始した。HC&Dがトラックを配車、梱包はほぼ完了した。ダ・コスタ氏と一緒に通関業者(American Customs Brokerage)を訪ねる。売却作品の税関検査が明朝あるとのこと。東京より銀行小切手届く($3、500)。

8月29日(火)

 会場のボールルームの撤去作業は午前中で完了した。売却済み作品十点を税関検査に提示する。午後一時三十分、HC&D倉庫(保税区域)で検査が実施された。

前田氏と一緒にニシヤマさん宅へ立ち寄り、その後アラモアナ・ショッピングセンターのウールワースで土産、香水などを買う。

夜、タカバヤシ夫人、オガタ夫人らを招いてアラモアナで夕食(ハワイ料理)。

・日系人業者との交流

 午後九時にホノルル・インタナショナルセンターで藤タケシ(ポール)対ペトランザ(比)のボクシング試合を見る(ニシヤマ、ミズタ、前田)。第二ラウンドであっけなく藤のKO勝ち。試合終了後イリカイホテルに戻り、テラスで午前一時半まで皆でビールを飲みながら話す。二人とも名残惜しそうだ。日系人たちの好意を感じる。英語と日本語のちゃんぽんが飛び交う。

8月30日(水)

 ハワイ銀行で$3、500を現金化する。ニシ・コントラクティング社(会場施工業者)へ$1、548を支払う。ホテルでダ・コスタ氏と打ち合わせ。

午後、ニシヤマ氏、ミズタ氏、乃村の前田氏の四人でオアフ島ドライブをする。ポリネシア文化センターへ立ち寄りマオリ、タヒチなどの村落モデルを見学、食事、ショーを楽しむ。十一時イリカイホテルに戻る。七番埠頭でサイミンを食べて十二時頃みんなと別れる。国分さんはひとりでカウアイ島へ観光に行った。

8月31日(木)

 乃村工芸前田氏、事務局国分の両人は帰国の途についた。

午後三時、日航のタカバヤシ夫人を訪ねる。Japanese Women’s Society(日本人婦人会)へ一〇〇ドル寄付する。

American Customs Brokerageのキド氏から電話があって、日本向けの十三ケースは税関検査がOKとなった、売れた作品は明朝ピックアップしてホテルへ届けるとのこと。ホテルで買主に引き渡す予定だ。多分、九月二日には日本へ発てるだろう。

9月1日(金)

 売却作品は午前中に税関倉庫からホテルへ運ばれた。午後三時~五時の間に全作品を引き渡して代金を受領した。版画三枚を郵送すべく包装材料を求めるが適当なものが見当たらない。HC&D社に発送を託すことにした。

家へ電報を打って、九月三日の午後一時五十五分、 日本航空71便で羽田到着の旨知らせる。

9月2日(土) (ホノルル~東京)

 ダ・コスタ氏へ$1、440(当時の為替レートで約五十二万円)を預ける。海上運賃(ホノルルー横浜)はトン当たり72ドル、総量は二十トンと推定した。

JL71便(ホノルル発午前十一時)でホノルルを発つ。(ホノルル展おわり)

*本編「国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記」は下記サイトからどうぞ:http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/ 

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