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2007/01/31

第二部 国際芸術見本市始末記・ニューヨーク展(10)

5月3日(火)快晴

 

 九時起床。温暖。十二時、事務局長の部屋に行き食事。午後二時まで待機する。午後二時に事務局長と一緒にJETROトレードセンターへ行く。織田次長に進捗状況を報告する。ついでに雑談も。再びホテルに戻り夫妻と三人で五番街へ。三十三丁目まで散歩して、タクシーでホテルへ戻る。

 

 

夕食後、午後六時四十五分に家(世津子、英明)へ電話を入れる。帰国が多分九日(月曜日)頃になることを伝える。なかなか寝付かれず再び起きて会計の整理にかかる。さらに雑誌を読む。すでに午前零時十五分。

 

5月4日(水)快晴

 

 十時起床。風はやや冷たい。昼食後ユニオン・カーバイドビルへ行く。四時まで作業の状態を監視する。撤去・梱包作業はかなり捗り、明日午前中で概ね完了するものと思われる。 

 

 

事務局長夫妻は岩井氏宅へ行った。エド・マクベインの探偵小説を買ってきて読む。午後八時すぎ、五番街ロックフェラーセンター辺りまで足早に散歩してホテルに戻る。風呂に入って床に就く。

 

5月5日(木)快晴

 

 十二時(正午)まで床の中で探偵小説(エド・マクベイン)を読む。

 

  午後一時過ぎまでに大方の梱包作業は完了した。タクシーでニューロッシェルのネプチューン社倉庫へ行き貨物の保管状態を点検する。ヒューズ社のノールズ社長、ネプチューン社のバトーリ副社長に会い請求書を明日午後一時までに準備してくれるように依頼。 

  散髪。夜、ジャパン・トレードセンターの丸尾所長の招待あり。マディソン街三十七丁目、エグゼクティブホテル内の中華料理店にて夕食。丸尾所長、織田次長、事務局長夫妻と一緒に。 

 

土曜日の朝にはニューヨークを発てるかも?

5月6日(金)快晴、一時小雨

 

 昼過ぎにヒューズ社へ行き、ヒューズ社長ノールズ氏、ネプチューン副社長バトーリ両氏より請求書を受け取り、六月十日までの支払いを約束した。請求書のオリジナルは東京事務局へ麻生理事長宛に直送するようにと依頼した。 

 

 

ユナイテッド航空は、明日十二時三十分JFK空港発をホノルルまで予約。JALは五月九日十三時十分のホノルル発羽田行きを予約(東京着予定は五月十日、十六時四十分)。

・さらばニューヨーク

5月7日(土)(ニューヨーク~ホノルル)快晴

 

 天気予報によれば米本土は全般に快晴であるそうだ。サンカルロスホテルをチェックアウト間際に、小切手など貴重品を預けている安全金庫の鍵が開かず。土曜日ということもあり担当者が未だ出勤していないなどのごたごたがあって予想外に時間を食われてしまった。ジェトロの織田さんの運転でJ・Fケネディ空港まで大いに飛ばす。

 

 

チェックイン・カウンターで手荷物を預けて、係員に急かされて辛うじてユナイテッド航空に間に合った。機内では、すでに搭乗を終わった全乗客が我々の到着を待っていた模様。

 

 

十二時三十分に離陸(ここまで機内で記す)。

ロサンゼルス経由(一時間のストップ)、ホノルル着は現地時間の午後六時。太陽を追いかけての正味十時間の飛行だった。

 

 

ヒルトン・ハワイアンビレジにチェックイン。(二泊の予定)。テレビドラマ「ハワイアン・アイ」でおなじみのホテルだ。夜、ワイキキのインターナショナル・マーケットプレイスまでカラカウア・アヴェニューを散策する。少し汗ばむ。

 

 

今は午後九時三十分(ニューヨークはすでに真夜中の二時半ということになる)。眠いわけだ。世津子へ電報を打つ。電話を通しての口述電報ゆえうまく伝わったかどうか。

 

  追記=ここで記録と記憶の断絶がある。ニューヨークのホテル、サンカル  

 

    ロスを出て、トレードセンターの織田次長の車で事務局長夫妻と三人で  

 

    空港へ向い、ホノルル行きのユナイテッド航空に辛うじて搭乗したとこ

 

    ろまでは確かに記録にもあり、覚えてもいるのだが、その後が極めて曖

 

    昧だ。ホノルル空港到着以降に事務局長夫妻と同一行動をした記録も記 

 

    憶もない。また、二日後には、私一人だけが羽田空港に到着したことは 

 

    間違いなさそうだ。考えられることは、夫妻がロサンゼルスでユナイテ

 

    ッド航空から降りたのではないかと言うことだ。しかし、今となって  

 

    は、それは重要なことではない。)

 

5月8日(日)(ホノルル)快晴の合間を縫って時々小雨

 

 七時過ぎに起床。ワイキキの浜辺に面したビュッフェで朝食。雀がエサを求めてテーブルにまで上がってくる。

 

 

九時十五分、バスツアーのために八ドルを投資。殆どが米本土からのアメリカ人観光客。女性と老人が多い。東洋系は運転手と自分だけ。海が青い。途中レストランで昼食。日本人経営者のおばさんから刺身、ご飯、お新香、お茶をご馳走になる。

 

 

午後三時五十分頃ホテルに戻る。再び一人でぶらぶらとメイン・ストリート(カラカウア・アヴェニュー)を散歩。五時半ホテルに戻る。日本の真夏の暑さだ。ただし不快感は全くなく、日陰は快適だ。

5月9日(月)快晴(ホノルル~)

 

 リムジンバスで午前十一時過ぎにホノルル空港に到着する。免税店で、アロハシャツ二枚、タバコなど買う。日本航空東京行きに搭乗。十三時十分離陸。

 

 

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