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2007/01/17

ジャパン・アート・フェスティバル(Japan Art Festival)を知っていますか?

 ジャパン・アート・フェスティバル(Japan Art Festival)を知っていますか? 

 それは、1960年代半ばから70年代にかけて、当時のわが国の現代美術、伝統工芸を集中的に巡回展示することにより、欧米をはじめ世界に紹介しようという画期的な試みでした。

  1966(昭和41)年、ニューヨーク・マンハッタンで開催された第一回国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル=Japan Art Festival)ニューヨーク展は、日本のトップクラスのアーティストによる美術と伝統工芸、茶道、華道、建築、音楽、写真、グラフィックスの総合的プレゼンテーションでした。

 会場は、パークアヴェニュー47丁目・48丁目に面した当時のユニオン・カーバイドビル(現チェースビル)のロビー(1、2階)。会場構成は、丹下健三が主宰する都市建設設計事務所が担当。

  ニューヨーク展を皮切りに、当初数年は米国内主要都市を巡回しましたが、70年代には欧州、南米をはじめ世界の他地域でも開催されました。 特に美術分野では、従来の委嘱作家に加えて一般公募作家が参加するようになり、新進気鋭の若手の登竜門としての役割も果たすようになりました。現在第一線で活躍中の芸術家の中にも、その後のジャパン・アート・フェスティバルにかかわりを持った方は決して少なくないはずです。

 ジャパン・アート・フェスティバルは多くの人々の膨大なエネルギーと少なからぬ費用が投入されたにもかかわらず、その包括的な公式記録が存在しません。 このままでは人々の記憶から永遠に忘れ去られかねません。ジャパン・アート・フェスティバルの資料的・記録的側面にこだわりながら、日本芸術海外展のモニュメントの一つとしてのこのプロジェクトの再現を試みました。

 「芸術見本市」というこの耳慣れない事業の実施団体は、社団法人国際芸術見本市協会でした。 筆者が協会に勤務したのは4年間。たまたま手許に残っていた1年半の日記(業務メモ)をもとに、全編を通じて折々の回想を追記、現時点での所感や反省を加えた。米国内における日本美術・伝統工芸の展示、茶道、華道の実演などを含む文化交流の顛末記であります。 

 内容は、海外美術展の舞台裏、とりわけ展示会開催にまつわる1960年代の内外のアート事情、現地でのビジネス体験、内外組織・団体機関とのかかわり、仕事上の人間模様、アメリカ人各層との交渉・交友等。それに加えて、当時の航空事情やホテル事情、当時としては稀有な体験ともいうべき海外出張旅行そのものについても。

 当然ながら組織に勤務するサラリーマンとしての個人的体験も含まれます。 昭和40年代の初期に国際芸術見本市協会に勤務した当時30歳の筆者が、米国という異文化の中で体験したビジネス体験記でもあります。

 本編は中篇単行本一冊(280頁)程度になります。 平成19年1月17日から3月7日までの約7週間、連日5~7頁程度の連載書込みとしました 。時間の許す方は、ブックマークにでも加えて幾度かの訪問を重ねて最後まで気長にお付き合いください。

 時間に制限のある方は、プロローグ、第一部・国際芸術見本市の回想、エピローグをご通読いただくことにより、国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)の概要をご理解いただくことができます。下記のサイトをクリックしてください。

http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-c1cb.html

 *作品の展示は、モチーフの「水に流れる筏」を土台として、平面作品はパネルに貼り付けて支柱で取り付けるなどの趣向を凝らした。一階部分ピロティの壁面には巨大写真パネルが貼り付けられた。

展示風景(ミニチュア模型による)

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 個々の作家の作品写真は、下記のサイトから順次見ることができます=http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5601.html

第1回ジャパン・アート・フェスティバル(The 1st Japan Art Festival)出展者・作品リストはこちらからどうぞ: http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_751b.html 

カタログ制作は原弘氏、表紙デザインは粟津潔氏。この写真を見る 

第2回JAF出展者・作品リストは:http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_0f9c.html

第3回JAF出展者・作品リストは:http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_f555.html

 

*本編はこちらからどうぞ: http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_732a.html

本編目次

・プロローグ http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_732a.html

・第一部 国際芸術見本市の回想①、②、③

http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-c1cb.html

・第二部 ニューヨーク展(1~5)

http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_2394.html 

・資料:ニューヨーク展 出展作家リスト

・第二部 ニューヨーク展(6~12)

・第二部 ピッツバーグ展(1~9)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_1a9b.html 

・第二部 シカゴ展(1~8)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_6720.html 

・第二部 サンフランシスコ展(1~4)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_6494.html 

・第二部 ホノルル展(1~3)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_b502.html

・第二部 ヒューストン展(1~3)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_0dd8.html 

・エピローグ ゆめまぼろしの四十年 http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_40b3.html

・落穂ひろい(補遺)http://gastrocamera.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_fc32.h

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